一番安い調剤事務講座
スクールによる受講料の違い
スクールのホームページや広告などで受講料を見てみると、調剤事務の講座はスクールによって違いがあることに気づくことでしょう。安くて短期間で受講して資格取得ができれば一番良いですよね。
そもそも、なぜスクールによって受講料の違いがあるのでしょうか。講座を選ぶ上で知っておきたいポイントを紹介します。
調剤事務の講座選びのポイント
1.調剤事務には種類があることを知る
は複数の民間資格があります。それぞれ資格の認定団体が異なりますが、各資格の認知度や難易度に大きな差はありません。受講して取得可能な資格による受講料の違いが考えられます。
2.学習範囲の違いを考える
調剤事務の講座には、調剤報酬の算定方法、レセプト作成方法のほか、調剤事務で扱うコンピュータの操作を学べるものなどもあります。カリキュラムに学びたい内容が含まれているか、別料金のオプション講座が必要になるか、事前にしっかり確認しましょう。
3.サポート内容を確認する
2~6ヶ月程度が講座の平均的な学習期間となっていますが、講座によっては標準期間を過ぎても学習サポートの延長が可能です。サポートを受けられる期間は講座により異なりますので確認しておくといいでしょう。また、カリキュラム修了後に就職サポートを受けられる講座もあります。
調剤事務講座別 費用の比較
調剤事務講座を『通信講座』と『通学講座』でそれぞれ分けて一覧にまとめてみました。
各講座によって目指せる資格にも違いがありますので、注意しながら比較をしてみてください。(2022年1月更新)
※注)下記一覧での表記額は、入学金や教材(テキスト)費用も含めた受講費用です。
【通信講座】受講費用 比較一覧
※上記以外にも調剤事務の講座を開講しているスクールはあります。
ソラスト:
調剤薬局事務講座
29,800円
大栄のオンライン講座:
調剤薬局事務合格コース
64,570円
キャリカレ:
調剤薬局事務講座
ネット申込み価格 26,400円
【通学講座】受講費用 比較一覧
スクール名 / 講座名 | 受講費用 | 目指せる資格試験 |
---|---|---|
日本医療事務協会 / 調剤薬局事務講座 通学コース 【資料請求】 | 41,800円 | ・調剤報酬請求事務技能検定 |
ニチイ / 調剤薬局事務講座 | 44,230円 | ・調剤報酬請求事務技能認定 |
調剤事務の受講料を【通信・通学】で比較してみると、通信講座では3万円台、通学講座では4万円台とやや開きがあります。地域によっては低価格で通学講座を開講しているスクールもありますが、通信講座の方が通学講座に比べて受講料が安い傾向にあります。
一方で、安心感という意味では通学講座の方が、授業やアドバイスを講師から直接受けられる利点はありますね。
※注)調剤事務試験の受験料は受講料と別に必要となります。受講費用が安く見える講座でも試験の受験料を加味して考えると、他講座で調剤事務資格を目指す場合とで費用がほとんど変わらない、という場合もありますので要チェックです。
調剤事務資格試験 受験料について
※調剤事務資格試験を受験する際には受験料が必要となります。
・調剤事務管理士®技能認定 6,500円(税込)
・調剤報酬請求事務技能認定 3,000円(税込)
・医療保険調剤報酬事務士 初回の終了検定試験は無料(2回目以降は4,000円)
まとめ
一番安い講座選びには十分な情報収集と比較検討が重要
教材費やその他費用はかからないのか、資格取得するまでに実際いくらかかるのかなど細かな点について確認することが重要です。実際、申込んでこんなにかかるとは思わなかった、なんてことが無いようにしたいですね。
スクールによっては、ホームページや広告には載っていないお得なキャンペーン割引を受けることができるなんてこともあったりします。気になるスクールの講座は、出来る限り情報収集してから比較検討されることをおすすめします。そのためには、資料請求しパンフレットで確認するのも一つの方法ですよ。